現在5歳の長女。
我が家の長女は2歳の時にエナメル質形成不全と言われました。
それは乳歯が生えてきた時から一部が黄色い(茶色に近い)ままだったり、一部が白濁していたり
とにかく歯がまだら色でした。
うちは結局、虫歯に進行してしまったのですが・・・
そうならないためにも気をつけた方がいいポイントをまとめてみました。
この記事の目次
そもそもエナメル質形成不全って?
あまり聞かないですよね。
我が家も、子供が前歯をぶつけて歯医者にかかった時に「エナメル質形成不全」を知りました。
参照:【子供の怪我】転んで前歯をぶつけてグラグラに!歯が茶色くなった2歳娘のその後。
本来正常な乳歯はいくつもの層になってできています。
しかし、歯の表面のエナメル質が、何らかの原因でうまく作られなかったことを、エナメル質形成不全と言います。
本来歯を守る外側の一番強いエナメル質がもともと作られないんですね。つまり、象牙質が剥き出しになってしまっていたりします。
象牙質が剥き出しということは、
もともと初期の虫歯に近い状態なんです!!
よって元から歯が黄色かったり、茶色く見えたりするんですね。
我が家の長女の場合
子供の歯って、生えたては少し黄色がかっていたりする場合もあるので、
我が家の長女も
「そのうち白くなっていくでしょう。生えたてだし気にしなくて大丈夫でしょ!」
てな具合でした。
しかし!
それが軽度のエナメル質形成不全だったのです。
(※全てがそうというわけではない場合もあるので、専門医師に診てもらって判断してもらってくださいね。)
<エナメル質形成不全の一般的な症状>
軽度・・・濃い白・黄色・薄茶色
重度・・・歯の表面が凸凹・穴のようになっている
やはり我が家は軽度のエナメル質形成不全に当てはまっていました。
エナメル質形成不全の原因って?
じゃあ、何でエナメル形成不全になるのでしょうか。
私も凄い悩みました。というか落ち込みました。
だって!!
「子供に与えるお菓子や飲み物には、すごく神経使って気をつけていた方だから!」
結構真剣に、食育を頑張っていたんですよ・・・
ジュースを全くあげてないって行ったら嘘だけど、ほぼ水と麦茶!
麦茶の茶渋で前歯が茶色くなるくらい(歯医者に聞いたら麦茶で茶色くなるのはいい証拠らしい)日常的に飲んでいたのはお茶です。
だから初めに言います!!
お子さんがエナメル質形成不全と言われて、落ち込んでいるそこのママ!
「大丈夫!ママのせいじゃないよ!」
主に妊娠中に原因があるようです。
<エナメル質形成不全の原因>
乳歯がエナメル形成不全になる原因
●早産
早産で生まれた子供にエナメル質形成不全が多いことが報告されています。早産になると母親からの栄養の行き渡りが不十分になってしまうので、エナメル質形成不全になってしまうことがあります。
また、出生体重が低いほどエナメル質形成不全の割合が高くなります。1500g以下の超低出産体重児の場合では60%以上に認められたという報告があります。●母親のお腹の中にいる時の栄養障害
母親が栄養失調だと子供に栄養が行き渡らず、エナメル質形成不全になってしまうことがあります。中でも歯の成分であるカルシウムやリン酸の不足やビタミン不足、とくにビタミンD欠乏症になってしまうとエナメル質形成不全になりやすいと言われています。妊娠中はバランスの良い食事を取るように気を付けましょう。●妊娠初期に母親が飲んだ薬が影響した場合
母親が飲んだ薬によって子供がエナメル質形成不全になることもあります。まだ正確な解明はされていませんが、抗生剤のアモキシリンが原因の可能性があると言われています。
妊娠初期に薬をもらうときは医者に相談して処方する薬を変えてもらったり、生まれてくる子供に悪影響がないかを確認しましょう。
乳歯は10%以下の子供にエナメル質形成不全が起こると言われています。珍しく感じ不安だと思いますが、乳歯の場合はいずれ抜けるため、定期健診に通い虫歯にならないように気を付けましょう。
でもやっぱり、妊娠中の私に原因があるんだ・・・
って思っちゃいがちですが、しょうがないです!!
今更、過去は変えられません。
それよりこれからどうしていくか、
未来を考えていきましょう!!
我が家の場合は、おそらく「お腹の中にいた時の栄養障害」かなと思います。
妊娠初期につわりがひどくで、ほとんど食べることができなかったんです。
歯になる元は妊娠初期に作られると言われます。
つわりでうまく栄養がいかなかったんじゃないかな〜と私は仮定しました。
気をつけること
エナメル質形成不全なんて聞きなれない症状を言われ、その原因がママの妊娠中にある!なんてわかったらますます自分を責めちゃいますよね。
私もそうでしたから、気持ち良くわかります。
一生懸命に育児を頑張っている証拠ですよ・・・(涙なしでは語れない)
でもね、我が家の長女はもう5歳!私もすっかり立ち直ってますから!!
虫歯になりやすい
歯の一番強い、外側のエナメル質が元からないのですから、虫歯にはなりやすいんです。
というか、初期虫歯と同じような状態なんだそうです。
ですから、エナメル質形成不全かな?と思ったら気をつけていきましょう。
虫歯に進行しないように、気をつけていけばいいのです。
まあ、大きな声で言えませんが、我が家は結局虫歯になってしまいまして・・・
4歳の時に麻酔して治療をしました。
参照:子供の歯医者選びのポイント!歯が欠けた!虫歯?麻酔治療を頑張った娘が歯医者さんになりたいと言い出した。
気をつけるポイント
①小児歯科に通う
一般的には軽度のエナメル質形成不全の場合は特に積極的な治療はしないと言われました。ただしっかり定期的に歯医者に通って、経過を観察することが大切で、状況によってはフッ素塗布をして歯を強くしてあげます。
②フッ素入りのホームケア
健全な歯でもフッ素塗布は現在推奨されています。また市販の歯磨き粉でもフッ素入りのものは多くあります。そのようなものを使用するといいでしょう。歯医者さんには子供も使用できるフッ素洗口液が置いてあるところもあります。相談してみるといいでしょう。
我が家のおすすめは、ジェルタイプのフッ素入り歯磨き粉です。子供たちはそれがお気に入りです。全て食品由来でできているので、飲んでしまっても安心の歯磨き粉。ドルチボーレ ベビートゥースペーストジェル
③仕上げ磨きをしっかり
これも健全な歯でも親がしっかりしてあげることで、虫歯になるのを防げます。また、進行具合も確認できるのでママがしっかり仕上げ磨きをしてあげるといいでしょう。
④子供にも教えてあげる
ママだけが抱えるのではなく。子供本人にも教えてあげることです。「○○ちゃんの歯は少し虫歯になりやすいみたいだから、お菓子も気をつけて、しっかり歯磨きをしていこうね」程度でいと思います。我が家もい長女には伝えていました。本人も「じゃあ、おやつはおせんべいにする」とか本人なりに当時は頑張っていました。
我が家の長女は奥歯が、生えてきた時から茶色がかっていました。
永久歯に生え変わるまで、虫歯にさせずに持たすことができませんでしたが、気をつけていけば虫歯予防ができるので、上の4つのポイントを意識して頑張っていきましょう。
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