当時は本当に辛かった。
我が家は一歳三ヶ月差の年子。
年子育児が始まった当時のこと
下の子が生まれてから、上のお姉ちゃんをよく怒るようになりました。
下の子をせっかく寝かしたのに、叩いて起こしたり、お姉ちゃんの大きな声でおきちゃったり。
下の子が座れるようになったら、押し倒して見たり、髪の毛を引っ張ってみたり。
その度に私は、イライラして上の子を怒っていました。
しかし、上の子だってまだ1歳です。キャーキャー言ったり、手が出てしまうのも仕方のない部分もあります。子どmたちが寝た後、まだまだ赤ちゃんのような上の子の寝顔を見ては、(きつく起こりすぎたな・・・自分なにやってんだろう・・・母親の資格ないかな・・・)とか、日々潰されそうな思いで1日1日を過ごしていました。
下の子が生まれて、旦那は家事はできるだけ手伝ってくれました。夜寝た後の洗い物、休日は洗濯。
でもやっぱり平日は3人で過ごし、ストレスも疲れもピークでした。
些細なことでもイライラしてしまい、上の子を怒ってばかりでした。
上の子だってまだ1歳なのに、こんなに怒ってばかりの自分にも余計に腹を立てて、自分では精一杯で、もうどうしていいか、わかりませんでした。
このままじゃいけない
正直上の子が全然可愛くない。そう思うようになってしまいました。
でも(このままじゃ、いけない!上の子だって我慢している。もっと上の子にも寄り添ってあげなきゃ)と思った私はなんか良い方法ないかと考えて、親子でリラックスして過ごせる方法を探しました。
ベターだけど読み聞かせが良いんじゃないか。に行き着き、1歳、2歳にオススメの絵本をネットで検索しました。
日中、子供達を連れて近くの図書館に行きました。
その中にあった「ちょっとだけ」の本
この本を読んだ時私の涙腺は崩壊しました。
大変なのは自分だけじゃない。上の子はどれだけ我慢しているのだろうか、まだ1歳。
上の子の気持ちをこの本が代弁してくれました。客観的になれた私がいました。
それからは、イライラしても一旦一呼吸を置いて、娘を抱きしめてあげるようにしたり、
下の子が寝ているときは抱っこしてあげたりするように意識しました。
イライラしてしまって怒っても、落ち着いた時には抱きしめる。
大好きだよ。といってあげる。
そして「ちょっとだけ」は上の子のお気に入りの本になりました。
きっと小さいながらも、本の主人公「なっちゃん」が自分と一緒で、
自分自身(上の子)の気持ちを代弁してくれていると、わかった本なんでしょう。
とにかくストレスフルで上の子にイライラしてしまっていた私は、この本に本当に救われました。
上の子の気持ちが代弁されています。
子供が寝てから「また怒っちゃった・・・」と自己嫌悪になっている時のママを救ってくれる本。
一度立ち止まって考えさせてくれる本です。
現在の上のこと私は
小さいときは怒ってばかりの私より、旦那の方に懐いていたかも知れません。
私を見る目が怯えているように思うこともありました。
そんなときは、「ちょっとだけ」を娘と一緒に読んで、立ち止まる時間を作りました。(何度読んでも私は泣けますが・・・)
そんな私を見て娘が「大丈夫?泣かないの!」と涙を拭いてくれたことも。さらにその光景で余計に涙腺崩壊スイッチが入るのですがね。
現在はもう5歳です。
今までは下の子に意地悪をしてばかりいたけど、今は下の子と一緒にキャっキャっ言って楽しく遊んでいます。
パパもママも大好きっこです。
年子ママにエール
下の子が生まれると、本当に何もかもうまくいかなくて大変だと思います。
一日中抱っこをせがまれたり、ダブルで泣いていたり。
せっかくお昼寝したのに、上の子の声で下の子が泣いて起きてしまう。
上の子が可愛くない!と思うこともありました。
でも苦しいのは自分だけじゃないんです。上の子も頑張っているんです。
そんなときに一度肩の力を抜いてパパも一緒に上の子の気持ちに寄り添って見てください
「ちょっとだけ」をパパにも読んでもらってください。
ママが上の子を可愛いと思えなかったり、怒ってしまってしまう時期は、パパが上の子をフォローすればいいんです。
ぜひパパにも「ちょっとだけ」を読んでもらってください。
大変な時期は過ぎれば、一瞬だったな。と思える時期がきます。
上の子もママとパパの大切な第一子です!
パパと一緒に乗り越えて!!
私の年子育児で経験したこと、ちょっとしたアイデアと工夫が、
今育児で大変なママさんの助けになりますように。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。